9月定例議会  一般質問  No.10   2009年 9月 16日

 

●一つめ・子宮頸ガン・乳ガンの無料検診クーポン実施はいつするのですか?

 国の一次補正予算で実施が決定された女性特有がん検診について斜里町の実施状況について伺います。
7月15日に開催された臨時議会でこのがん検診推進事業補助金が計上され、実施に関して予算計上もされております。また、この事業については単年度だけの事業とされておりましたが、2010年度も実施したいと厚生労働省では発表しております。各地の自治体ではもうすでに、対象者に対しクーポンを配布し、積極的な呼びかけを行っておりますが、斜里町の状況について、うかがいます。

1・女性特有のがん検診に対し、受診率が低いとして実施された、この事業について町の認識を伺います。

2・この子宮頸がん、および乳がん無料検診の対象者は町内で何名ですか?

3・この事業についての実施はいつになるのですか?

4・いままで実施できないことの理由、問題点はなんでしょう?

5・実施できた場合、対象者の年齢はいつからになりますか?

6・町民の健康維持に関するこのような事業の実施が遅れることについて、町長の認識を伺います。


回答
・子宮頸ガンのクーポンだけを10月始めに配布して、乳がんのクーポンは集団検診の定員もあるために、実施しない。遅れた理由は事務手続きの遅れ。

再質問・国の受診喚起のサービスを実施しないという考えは納得できない。一人でも多くの人にチャンスを与えるべきではないか?国保病院とは連絡を取り合っているのか?

■この検診について、一般質問では回数制限があり納得できる回答ではなかったので、補正予算の中で再び質問させていただきましたが、子宮がん検診の検診機関が少ないために、また集団検診の定員などの関係から「受けられない人が生じる不公平があるから実施しない」という回答でした。しかし、実施しないとそこで終わってしまいますが、この医療の現状、実情を知るためにも、そして積極的に検診を受けるための啓蒙のためにも、意識改革のためにも実施すべきではないかと質問しました。
結果、町長は「検討させてください」と返答。その後、担当部長が実施にむけた対応にあたることを報告してくれました。みなさん、この対象者でなくても積極的に検診を受けて下さい。





厚生労働省のイメージイラストです。


二つめ・23年3月以降のゴミの行き先と現処理場の23年3月以降の整備はどうなるのですか?

 平成23年3月で利用ができなくなる現在の以久科のゴミ処理場と新施設の供用開始が平成24年4月ですから、一年間の町のゴミの行方が心配です。さらに、現在の以久科の埋め立て処分場はこのあとどのようなるのだろうか?どのように整備されるのだろうかについてもはっきりしていません。

1・受け入れ先について、近隣の市町村への依頼について現状はどのようになっていますか?

2・一般ゴミ、生ゴミ、粗大ゴミなどについて町内で処理、あるいは減らすような方法など、いくつかの対応を複合的に考えることも必要と思いますが、具体的な計画はありますか?

3・町で処理できない一年間、受け入れ先の対応、システムの違いなど、町民への周知、指導、対応を含め、処理にかかる費用の概算は?

4・現在の埋め立て処分場が使われなくなったあとの整備について、どのような事をしなければならないのか、一般廃棄物埋め立て処分場に関し(使われなくなったあとの)法的に定められている規定などはありますか?
 また、この用地は最終的にはどうなるのですか?(町の計画は?)

5・これらを含めた期限までのスケジュール、体制について町長の認識を伺います。


回答
・受け入れ先についてはまだ、具体的には決まっていない。清里町、小清水町と協議を続けていく。具体的な処理方法や減量方法についてはまだ、検討中。他町の処理費用には1億6千万くらいかかる。現在の処分場は法的な規定はあるのでその規定を守るように水処理を行う。跡地については、地元と協議して決めていきたい。現在の体制でがんばってやっていきたい。

*ゴミの問題は議会レポート最後のほうでも関連しています。


 


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