「道の駅 しゃり」と仮称「斜里町観光センター」について
質問させていただく前に、今回の質問題目が間違っていましたので、訂正してお詫び申し上げます。しゃり・道の駅となっていましたが、正式には道の駅しゃり、です。訂正いたします。申し訳ありませんでした。
今年オープンしました「道の駅 しゃり」は、100番目の道の駅と言うことで全国の道の駅ファンにとっても大変印象深く、話題も提供するものになりました。インターネットや、その他の情報を見ましても、ウトロの道の駅と併せてたくさんの話題となっています。外構工事と道路線型もできあがり、近隣の商店も新築されて斜里の街はとても変化してきました。この、町並みの大きな変化と、道の駅は、これからの斜里町中心市街地の発展に大きく寄与するものとなり、町民も多くの期待を持っています。多くの町民が期待しているからこそ、私は質問をいたします。
訪問者にとってはなかなか、場所がわかりにくいなど一般的な「道の駅」にはない問題点もあるとは思いますが、あえて街の中に建設した「道の駅 しゃり」の持つ機能と役割について、まだ、オープンして間もない時間ではありますが、この夏、多くの人の動きがあった時期を経ての利用状況が、当初の計画と合わせてどうであったのか、問題点や課題についての検討は行われているのか、具体的内容について伺います。
また、来期に向けての「道の駅」としての運用計画を今後も見直す余地はあるのか、ないのかについて伺います。
併せて、この道の駅の持つ機能と関連がある斜里駅に建設中の観光センターの建物の設計コンセプトについては、プロポーザル方式で設計が決まり、その設計コンセプトが広報でも知らされておりますが、その建物の利用内容に関しては町民、あるいは観光関連の方々には周知されているのでしょうか?
また、されているとすれば、どのような機能を持つ内容のものなのか、さらには、この斜里町観光センターと、斜里町中心市街地とのソフトの部分での関連、つまり役割の使い分けがどのようになっているのかについて伺います。
次にウトロ市街地の公衆トイレについて伺います。
以前、先輩議員もこの問題について質問されてきましたが、そのときには建設予定である道の駅が使えるのではないかと言う回答でしたし、ウトロ観光部会からの要望の時には、水洗化が進んでから考えるという回答だったと聞いております。今回、道の駅の利用が開始されましたが、実際は、この市街地公衆トイレは、道の駅の利用者とは違った方々の利用が現在も多く、また、観光客ばかりではなく、地元の子供たちをはじめとしたウトロ地域の方々も多数利用しています。
以前から、「秘境知床のトイレらしい・・」と比喩されながらも、数少ない公衆トイレは必要でした。その古さから、地域では毎年のように改修や改築の要望が出されてきていました。新しい国道も利用が開始され、町道に移管される旧国道の整備も現在工事が進んでいます。また、香川地区への町道の線型改修も計画される今、この公衆トイレも改装改修し、これまで同様に地域住民と観光客に利用されるようにしていただきたいと考えます。
昨年、観光協会ウトロ部会では、この公衆トイレの利用状況を鑑み、その改修整備に資金を捻出しています。それだけ、この公衆トイレの利用状況は高く、道の駅ができあがった今年度を見ましても、その利用者数は減少してはおりませんし、滞在型の観光客の増加と、香川地区とオロンコ岩などへの徒歩の行き来が増えたこと、そして先にも述べましたが、子どのたちの利用と、その利用状態は以前よりも増えているのが現状です。
このような状況を考え、水洗化されていない、老朽化の進んだ公衆トイレの改築整備を是非、進めていただきたいと考えます。いかがでしょうか。
以上について質問いたします。
|